チャーリー

 

 

もうずいぶん日にちが経ってしまいましたが以前、話した

「ポチたま」にちょっと出演したというチャーリーについて今日は少し。

 

チャーリーは私が高校生の時にうちにやってきました。 

当時、何もペットがいなかったので家族で何かペットとの生活を望んでいました。

ある日、父が知り合いの家に飼われている九官鳥を褒めた数日後、

何を勘違いしたか、その家の人が九官鳥の雛を連れてきたのです。

もうそこまでいったら「要りません」とも言えず飼うはめに・・・

 

そんなコトで我が家の一員となった九官鳥の雛

まだ体は真っ黒だったけど、つぶらなお目々がクリクリして可愛かったなァ～

名前をチャーリー・シーンからもらってチャーリーと名付けました。

ちなみに、日本では九官鳥はオスメスの判断が難しいため、性格な事が

分からず、雰囲気で男の子と勝ってに思いチャーリーにしてしまいました。

雛だったチャーリーは当時、「ア゛ー　ア゛ー」としか言う事ができませんでした

「九官鳥＝おしゃべり」というのはけっこう大変なものでして、それから

チャーリーの特訓が始まったのです。

九官鳥についての本を読み、実践あるのみ

本にはこう書いてありました。

「生後半年位までに、ご飯をあげる前に言葉を何度も繰り返して教える」

 

その通り、ご飯をあげる前に　「いい子ね」　「おはよう！」　などの

単純な言葉から教える事にしました。

それは毎日、毎日、欠かさず教えましたよ。　　

すると、今まで「ア゛ー　ア゛ー」しか言えなかったのに

だんだん言葉らしき事を言うようになりました。　




そんな特訓の末、数年で覚えた言葉は

「おはよう　　こんにちわ　　こんばんわ　　

良い子良い子ねェ～!   おかえり!    ニーハォ　　

Thank you!  　I love you !   　ボンジュール　　　

 ポッ　ポッ　ポ～　ハト　ポッポ～　と歌う。

ラララで　イェスタデイを歌う。  

○～○ちゃん(私の名前)　モシモシィ～?

チャーリー！　ママ～!　　おばあちゃん!　

家の住所　　おいで!　おいで!　」　



などなど・・・　他にももっとあった様な・・・

 

とにかくいろんな言葉を覚えて、それも人間の話しの合間にタイミング良く

言うものだから面白い　　

 

 

そして数年後、私は結婚し主人と２人でアパートで新婚生活がはじまりました。

そんな時、見た「ポチたま」で　「面白ペット募集」あり、これまた実家の

チャーリーを応募してみたんです。

 

すると、すぐに返事が来て「取材に行きたいのですが。

電話で話してるところを撮りたいのでアナタは家で待機しててください。

実家のお母さんと電話で話して、そのあとチャーリーと会話をして～」

と言われ取材当日、私は風邪をひいて熱のある体で実家と電話をして

チャーリーとの会話を撮ることができたようです。

 

放送はたしか、その夏の「ポチたま甲子園」で放送されて６位になりました。

もう５年位前の話ですが、もしかして見てくださった方もいるかもしれませんね。

 

 

そんなチャーリーも　１１歳で虹の橋へ飛び立ちました。

チャーリーは九官鳥のくせに小さいうちから手の上で遊んでたおかげで

籠の中に手を入れて「おいで♪」というとポンッと手に乗って出てきて

テーブルの上とかでしばらく遊んだり、時には部屋の中を飛び廻って

結局高い所に着陸しては降りられなくなって、ピーピー鳴いては

助けてェ～の催促をするヘンな子でした。

 

チャーリーが来る前は鳥は懐かないもんだと思ってましたが

思った以上に懐いててとても可愛い子でした


























チャーリー、今は姿が見えないけど、いつもそばに居て見守ってくれるよね



























クリックして頂けたら嬉しいなっ♪

 

 

チャーリーがいなくなって寂しがっていた両親に

なんちゃってチャーリーをプレゼント♪

紙粘土で作ったチャーリーくんです